本屋さんで、読んで、選んで、試してみた!

お気に入りの本等を、ちょっと偏り気味にご案内!

読む:『私たちのお弁当』シリーズ

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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連載していた雑誌の創刊当時から

ずっと続いていた人気記事でした。


その雑誌の全面リニューアルによって

現在は連載終了となってしまいましたが

もう一度、読んでみたいです。


総集編、出してもらえまんせかね~。

 

 

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私たちのお弁当 他2冊

クウネルお弁当隊    マガジンハウス

 

 


SNSといえば、ブログを指していた頃です。

そんな時代から、ずっと連載されていました。

 


ひとのお弁当は

今も昔も興味があるってことですね。

 


今では、SNSでわんさか写真が

アップされていますが


お弁当の当事者=発信者の場合よりも

編集者の取材を通しているせいか


お弁当を作るその人の要素が

ぐぐっ、と濃縮されているような気がします。


そして、この雑誌らしく

作り手の個性があふれています。

 

 

いかにして、外で食べた料理を

限られた食材で再現できるか

いかにして、食材を使い切って料理するか


といったものや


過去の経験から、ひとつの品を

毎回アレンジして料理したり


炊き立てがうまいからと

職場でご飯をたいたり


郷土料理、お母さんの味を継承したり


反対に、自分の好み一辺倒といったものまで。

 

 

出版されたのは

 

「私たちのお弁当」 2005年

「もっと私たちのお弁当」 2009年

「明日も私たちのお弁当」 2014年

 

の3冊。


約5年毎の発行ですね。

 

 

お弁当の器や、ご飯の種類の

移り変わりがあります。


曲げわっぱが、人気であったり

玄米や、雑穀米も当たり前になったり


もし、連載が続いていたら

低糖質のお弁当も出ていたでしょうね。

 

 

作り手の方たちが参考にしている本や

使っている調味料、道具の紹介

レシピや、作り置きのヒントもあります。

 

お弁当作りの参考になりますね!

 

 

数あるお弁当の本で、このシリーズが

一番好きなんですが


さて。


これも、いつまで在庫があるか…。


いまのうちに、ストック買っておこうかな。

(読み過ぎて、だいぶくたびれてきた)

 

 

 

閑話:炊飯器でのご飯食べ比べ

高級炊飯器と、そうでない炊飯器で炊いたご飯を

食べ比べる機会がありました。

 

10万円台の炊飯器と3万円程の炊飯器。

 

3万円でも結構する方ですけどね。

 

お値段高めの方は、粒がたっていてモチっとした食感。

 

一方は柔らかめの食感。

 

…という説明でした。

 

 

人それぞれ、味には好みがあり

どちらが良いか悪いかという訳ではないのですが

 

それ以前に…私は

 

 

どちらも同じ味にしか感じなかった!

 

 

一口サイズのオニギリだったんですけどね。

美味しかったです。

 

おなじように。

 

私が住んでいる地域は米どころで

その辺りのスーパーでも

普通に美味しいお米が手に入りやすいのですが

 

いや、まさか。こんなにわかんないとは、自分。

 

完全に宝の持ち腐れ(持ってないけど)

 

これで、少なくとも私にとって

3万円程の炊飯器がMAX

という事実が判明致しました。

 

 

観る:『アニメ・おしりたんてい』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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本屋さんの一角で

ビデオが流れてました。

 

「アニメ・おしりたんてい」のオープニング主題歌。

 

思わず、食い入るように凝視する私。

 

子供だったら…踊り出してたとおもう!

 

 

アニメ「おしりたんてい」

NHKEテレ 東映アニメーション

原作・トロル  ポプラ社

 

 

本屋さんで、「おしりたんてい」の宣伝用に流れていました。

結構、巻数が出ているんですね。

 

こちらは、読んでいた訳ではなく

新聞の広告で知ってました。

 

もう、そのキャラクターの絵と題名で

私の中で大ウケだったんですが。

 

その広告に、宣材動画のアドレスが載っていまして

 

こちらです。

 

大爆笑‼︎

 

いいんかい。そのビジュアルで

いいんかい。そのノリで

 

でも、間違いなく子供のハート鷲掴み。

 

“大ブームの予感です”

 

とナレーションでありましたが

その推理、お見事です。

 

 

 

その「おしりたんてい」アニメ放送ですよ!

 

…夏休み向けだったので

もう終わってしまいましたが。

※2018年7月からレギュラー放送になりました。

 

本は読んでなかったので(動画だけです)

実際、初めて観ました。

 

子供が楽しめる仕掛けがいっぱい。

 

画面の中から、あの人物を探せ! 

迷路を通って、目的地へ行こう!

 

案外むずかしかったのは

「おしりのマーク」を、みつけること!

 

ストーリーに意識が向くと

画面に映っているのに、気が付かない。

 

ちょっと前に流行った「アハ! 体験」に似てます。

 

 

そして、そして。

 

おしりたんていの一発芸…じゃなくて

おしりたんていのキメ台詞‼︎

 

 

“失礼こかせていただきます”

 

 

…ホントに、そのまんまでした。

 

おしりたんていが放つ必殺技に衝撃を受ける

犯人の心象表現の緻密さ(唖然)

 

いつも巻き込まれてしまう助手・ブラウンの物凄い顔(気の毒)

 

何故か「必殺仕事人」を連想してしまう

華麗なるBGM(懐メロ)

 

PTAから、なんか言われないだろうか(心配)

 

こういった内容のアニメをNHKが作るようになるなんて

時代が変わったもんです。

 

 

とにもかくにも。

 

充分に、いやそれ以上に

(大人だけど)楽しませていただきました。

 

ちなみに、こちらのオープニング。

 

子供が突然連呼したり、踊り出したりする危険性大ですが

 

大人も、メロディが頭ん中でループしてしまうという

恐ろしい現象が発生します。

 

仕事中、頭から離れなくて…

 

中毒性ありますのでご注意を(笑)

 

 

 

読む:『ヨーガンレールの社員食堂』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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こちらの本。


表紙が、白地にレシピの文字。

写真なし。


なんだ? と思いますよね。


私も、何だ? と思って、手に取りました。


開いて、さらに驚き。


中身はレシピ、しかも簡単な作り方のみ。

あとは、ちょっとしたコラムだけでした。


マジかい。

 

 

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ヨーガンレールの社員食堂

高橋みどり PHP研究所

 

 

社員食堂ブームの先駆けといえば先駆けでしょうか。


ヨーガンレールに勤めていた著者の友人が話す

ベジタリアンメニューの社員食堂に

著者の好奇心が大いにくすぐられ


その友人のツテを使って、取材をお願いしたことに

始まっているようです。

 


約1年間の社員食堂の記録になります。


写真は、ページの上部にあります。

あっても、1/4くらい。


プロの写真家の方が撮影したのではなく

働いているスタッフの方や著者の撮影です。

 


仕事の合間に、しかもそこで働いている方が

撮影しているので


忙しかったり、忘れてしまったりとで

写真のない日もパラパラとあります。

 


でもですねえ、なんでしょう。

読んでいて、楽しいのは。

 


ベジタリアンメニューといっても

ここでは、乳製品、卵、はちみつはOKで

キツイ縛りはないのですが


バリエーションのあるメニューを

ここまで作ることができるんだ、と思いました。


あと、写真がないので

完成品がよくわからないのもあり

想像力を、かきたてます。

 


私自身、料理の腕はないんですけど(笑)

 


ベジタリアンメニューになったのは

デザイナーのヨーガン・レール氏が

ベジタリアンだったから。


「自分が食べたいから」という理由で

社員食堂のメニューもベジ向けになった訳ですが


社員にも強制、ということではなくて

お弁当を持ってきてもよし、外で食べてもよし。


ただ、若い世代はジャンクフードが主流なので

せめて食べたい人には、いいものを食べさせたい

という思いがあったそうです。


ヨーガン・レール氏は

もうお亡くなりになりましたが

その思いは現在も引き継がれています。

 

 

こちらの食堂は、残念ながら

社員と関係者しか利用出来ないそうで

どんな味かは・・・

 

頑張って作るしかない!?

 


こちらの本、現在は重版未定。

本屋さんで買うことは出来ないのですが

電子書籍での販売になっていました。

 

実際に作れるレシピ本は購入可能でした。

 

 

 

 

読む:『お父さんが教える読書感想文の書き方』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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私が子供の頃(大昔)は

読書感想文を「書く」にあたって


試行錯誤しながら、原稿用紙の升目を

埋めていました。


それは、それは

苦労と苦痛を伴うものでありました。


そして、こども心に思ったものです。


誰か、わかりやすく

早くできるやり方教えてくれないかな・・・

 


そう思う人たちは、多かったんでしょうね。

 


いまでは、本屋さんに

たくさんの読書感想文の書き方の本が

並んでいます。

 


いいなあ。うらやましい。

 

 

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お父さんが教える読書感想文の書き方

 

赤木かん子   自由国民社

 


その数ある関連本の中で、目に留まったこちら。

著者の方に、見覚えがありました。


著者紹介で「本の探偵」という肩書きを見て

おお、かん子さん! そうだよ、なつかしい!!

と、心の中で叫びました。

 


結構前ですが、ある雑誌の書籍関連のコーナーで

「本の探偵」として、連載をされていたのを

私は、毎回楽しみに読んでいたんです。


あまりの懐かしさに、買ってしまいましたわ。

 


さて。


「お父さんが・・・」と表題になっていますが

もちろん、他の家族でもいい訳で


さらに、書く本人が読んでも大丈夫!

(小学低学年は、まだかな?)

 


冒頭に、「何故、感想文をかくのか?」

という定義があります。


著者本人の見解です、と断りがありますが

「なるほど!」と、思いました。


何のために書くのか、誰に向かって書くのか。


これって、大事。

あるのと、ないのとでは大違い。


目印があると、進みやすいですよね。

 


そして、本選び。


私が、ぼやっとながら感じていた

「自分がおもしろい、楽しいと感じた本は

 感想文が書きにくい」は

あながち、間違ってなかったようです。


その理由も書かれてありまして・・・


そうだよね、感想文を書くことって

やっぱり大変なんだよね、と再認識しました。

 


こうして、本を選ぶ準備をしてから

感想文の書き方に入っていきます。


いかにして、自分の感想をまとめ

効率よく、原稿用紙の空白を攻略していくのか。


このテクニックは、将来

小論文を書くときに役に立つそうです。

 


そう! 小論文も書き方わからなかったな~!!


いいな~、教えてもらえて。

 


この本は、それほど厚みもなく

文字も大きく、そしてなにより

簡潔で、筋道が通ってます。


本を読むことが苦手な大人の方でも

取っ付きやすいと思います。

 


それと、これは感想文の書き方とは

直接関係ないことなんですが・・・

 


最後の章で、著者は幼い頃に自分の創作物が

知らぬ間に勝手に、しかも加筆され


世間に公開されてしまった

苦い経験があると書いています。


何がどう使われるかわからない。


だから、これから書く感想文は

公開されてもいいか、問題ないか

チェックが必要です、と。

 


たかが、子供の感想文に

ちょっと大げさじゃない?

と思う方もいるかもしれませんが


でも、昨今の

SNS上のトラブルを見ると


そんな意図はなかった、思いかけないことが

結果的にはプライバシーの侵害に

なってしまうことがあります。

 


この本が刊行されたのは2009年。

まだ、ここまでSNSが発達してない頃です。


その頃からの著者の警告。


小さい頃から、そういった判断を実践できる

貴重な機会かもしれません。

 

 

 

閑話:読書感想文はお早めに

夏休みの宿題で、やっかいな物のひとつ

読書感想文。


過去の経験(いったい、いつの頃の話だ?)から

さっさとやってしまうことに限る、と断言します。


最後の数日で、言葉を絞り出しながら

原稿用紙3枚を埋めていくなんて

苦行どころか、地獄ですから。

 


とはいえ、空白の原稿用紙を前にしたら

どのタイミングでも呆然としてしまいますが


あの頃の私、どうしてたかな

と、遠~い記憶をひっぱり出してみました。

 


・・・本選びですかね、ポイントは。

 


伝記ものや、戦争関係。これらは

 


“○○を読んで、自分は××と思った”

 


と、場面場面で、何かしらの感想が

浮かびやすいと思うのです。

 


現代に生きる自分の境遇と

比較しやすいこともあるかもしれません。

 

伝記物は特に、困難や苦労が多いので

同情や共感を得やすいですしね。

 

伝記では、ヘレンケラー、ナイチンゲールエジソンなど

 

戦争関連では、ガラスのうさぎ(高木敏子)


ガラスのうさぎ」は、読むのがつらいかな・・・

 

でも戦争とは、こういうことなんだと

知ることが出来る本です。

 

 

人の好み、好き嫌いもあるので

本を選ぶときは慎重に。

 

 

あとは、書く為の『技術』になりますが

それを提案するほどの技術は

・・・私にはありません。

 

ので、こちらをご紹介。

 

自分の時代にも、こういった技術の情報があれば

まだ楽だったかな?

 

 

ねとらぼさんで、ツイッターで話題になったインタビュー形式の読書感想文攻略法(小学校低学年向け)が紹介されてました。


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1708/02/news079.html

 


カドブン(KADOKAWA発文芸情報サイト)さんで

斎藤孝教授の感想文の書き方が紹介されてました。


https://features.kadobun.jp/kadofes/bookreport.html

 

 

 

 

閑話:読書感想文って面倒だった

今時期、本屋さんへ行くと

夏の文庫のフェアやってますが


夏と言えば、読書感想文。

 

なつかしいな~。

 


大ッッ嫌いだったけど。

 

 

好きな本を読むのはいいのですが

それについての「感想」を「文章」で書く

というのは、苦手でしたね。


しかも、原稿用紙3枚が最低枚数。

何を書けというのーーー!!

 


というか、読んでて楽しい本って

逆に、感想文を書きにくい。

 

あんなこと、こんなこと

こんな体験自分はしたことがない

すごいっ、楽しいっ、と思っても


相手に訴える表現を、と書こうとしても

うーん、となってました。

 


豊富な語彙と表現力があれば可能でも

当時の小学、中学生の自分に

そんな技術などありません(いまもない)

 

そして、「相手」は、いうなれば・・・

学校(教師)側になります。


道徳的な内容を求められている。

子供の自分は無意識に

そう思っていたのかもしれません。

 


いまはそうでもないようですが

教科書に載るような、お堅い作品でなければ

いけませんでしたのでね。


とある学校で、新井素子のSF作品を

感想文の題材に選んでいる生徒がいた

と知った時は、時代が変わったと思いました。

(まだその頃学生でしたが)

 

 

そして、今や

名作といわれる作品の表紙が

マンガのキャラになっています。

 


こんな時代がくるとは・・・。