本屋さんで、読んで、選んで、試してみた!

お気に入りの本等を、ちょっと偏り気味にご案内!

読む:『ホワット・イフ?』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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「はじめに」の前のページに

「おことわり」が書かれてあります。


“内容を実際に試さないで”

といった、お願いなのですが


やらないでしょう、そんなの!!


と思った次の瞬間、浮かんだのが

某局の番組。


物理法則を、そのまんま巨大実験

していたのがありました。

大科学実験 -大科学支援- NHK Educational Corp.

 


ここだったら・・・


やりかね・・・るわけないか。


※それ以前の問題で

 まず、再現できません(笑)

 

 

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ホワット・イフ?

野球のボールを高速で投げたらどうなるか

 

ランドール・マンロー

吉田三知世=訳

早川書房

 


こちらは、理系オタクの著者のウェブサイトに寄せられた

質問とその回答をまとめたものです。

 


と書くと、とってもむずかしい質問と回答が

数字と公式によって埋め尽くされている

と、想像してしまいますが


さにあらず。


ぶっ飛んだ空想的な質問に対して

著者が、ありとあらゆる資料と手段を駆使し


くそまじめに科学的に検証して回答したら

結果的に、回答もぶっ飛んでしまったという。

 


こちらの著者

学校では物理学を専攻、就職先はNASA

と、筋金入りの理系一直線だったのが


なにを思ったのか、退職後は

インターネットコミック作家に。


その、シンプルな線画のキャラクター

(日本で言うなれば、棒人間)

を使ったイラストは、この本にも随所に用いられ

突拍子もない内容に、さらに拍車をかけています。

 

 

さて、表紙にも書かれている質問


「光の速さに近い速度で投げたら、どんなことが起こるか」


私の場合は、『バッター』側にどんなことが起こるか

に、意識が向きましたが


回答は、バッターだけでなく

『ピッチャー』側も解説していました。

 

どんなことが起こるかといいますと

 

 

・・・・・・・

 


私の脳味噌では、要約することが

出来ませんでした〜!


おおざっぱにまとめれば


“いろんな事が起こりすぎて大変”


あ、これは、すべての質問に対しての

回答すべてに、あてはまりました!


それにしても、投手側の絵がシュールすぎる・・・。

 


もともとはアメリカの書籍なので

引用がいまいち、ピンとこないときがありますが

(注釈はあります)


それは、もう文化の違いといいますか

生活習慣の違いといいますか

その辺りはあきらめて読みました。


それ以前に、理系の方のいっていることが

意味不明ってのもあるんですが・・・


質問と回答のスケールの大きいぶっ飛び方と

イラストのすっとぼけた感じが楽しいです。

 


もう、個人的好み全開で

おススメですって、いえない・・・。