本屋さんで、読んで、選んで、試してみた!

お気に入りの本等を、ちょっと偏り気味にご案内!

読む:『ヨーガンレールの社員食堂』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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こちらの本。


表紙が、白地にレシピの文字。

写真なし。


なんだ? と思いますよね。


私も、何だ? と思って、手に取りました。


開いて、さらに驚き。


中身はレシピ、しかも簡単な作り方のみ。

あとは、ちょっとしたコラムだけでした。


マジかい。

 

 

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ヨーガンレールの社員食堂

高橋みどり PHP研究所

 

 

社員食堂ブームの先駆けといえば先駆けでしょうか。


ヨーガンレールに勤めていた著者の友人が話す

ベジタリアンメニューの社員食堂に

著者の好奇心が大いにくすぐられ


その友人のツテを使って、取材をお願いしたことに

始まっているようです。

 


約1年間の社員食堂の記録になります。


写真は、ページの上部にあります。

あっても、1/4くらい。


プロの写真家の方が撮影したのではなく

働いているスタッフの方や著者の撮影です。

 


仕事の合間に、しかもそこで働いている方が

撮影しているので


忙しかったり、忘れてしまったりとで

写真のない日もパラパラとあります。

 


でもですねえ、なんでしょう。

読んでいて、楽しいのは。

 


ベジタリアンメニューといっても

ここでは、乳製品、卵、はちみつはOKで

キツイ縛りはないのですが


バリエーションのあるメニューを

ここまで作ることができるんだ、と思いました。


あと、写真がないので

完成品がよくわからないのもあり

想像力を、かきたてます。

 


私自身、料理の腕はないんですけど(笑)

 


ベジタリアンメニューになったのは

デザイナーのヨーガン・レール氏が

ベジタリアンだったから。


「自分が食べたいから」という理由で

社員食堂のメニューもベジ向けになった訳ですが


社員にも強制、ということではなくて

お弁当を持ってきてもよし、外で食べてもよし。


ただ、若い世代はジャンクフードが主流なので

せめて食べたい人には、いいものを食べさせたい

という思いがあったそうです。


ヨーガン・レール氏は

もうお亡くなりになりましたが

その思いは現在も引き継がれています。

 

 

こちらの食堂は、残念ながら

社員と関係者しか利用出来ないそうで

どんな味かは・・・

 

頑張って作るしかない!?

 


こちらの本、現在は重版未定。

本屋さんで買うことは出来ないのですが

電子書籍での販売になっていました。

 

実際に作れるレシピ本は購入可能でした。