本屋さんで、読んで、選んで、試してみた!

お気に入りの本等を、ちょっと偏り気味にご案内!

読む:『また、犬と暮らして』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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ああ、よかった。

また、犬を飼い始めたんだ。


よかった、よかった(安堵)

 

 

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また、犬と暮らして

穴澤 賢    世界文化社

 

 

大人気だったミックス犬「富士丸」の飼い主が

再び犬を飼い始めたエッセイになります。


インスタグラムなどSNS花盛りの現在

花形のわんこが、沢山いますが


まだ、発信がブログが主流だった頃

大人気だったのが

コリーとハスキーのミックス犬「富士丸」


飼い主の著者、穴澤氏が綴る

富士丸との掛け合いが、たまらなくおかしく

ときどき読んでいました。


その富士丸の急死。

そのことをつづった「またね、富士丸」は


本屋で見かけ、ざっと目を通しましたが

読んでる方もつらくて

内容は、あんまり覚えてません。

 

ひとつだけ覚えているのは


過酷なペットロスに陥った著者が

少しずつ顔を上げ始めた、ということでした。

 

 

そうして、著者は

再び、犬を飼い始めました。

 

大吉と福助。(通称:大福)

 

これは、私だけでなく

多くの人が、よかった~!!

と感想を抱いたようです。

 


そして、この大福コンビ・・・


いやあ、ほんとかわいい♪


著者が撮影した数々の写真が

注いでいる愛情を、表しています。

 

 

もともとは、ネット上で連載されている

エッセイをまとめたものですので

そちらを読む、というのもありですが


この書籍に載っている大福の写真は

超おすすめですね。

 

 

さて、こちらの本。


冒頭、著者が一頭目である

大吉を迎えることから始まっています。


熱烈に、飼いたい! という衝動に押された


・・・訳ではなく


文章だけ読むと


何となく気になっていってみたら

あれよあれよという間に

飼うことになったようですが・・・


ちょっと斜に構えて、言い訳めいてる

雰囲気がなきにしもあらず。

 

 

もう一度、犬と暮らしたいという

隠れた思いが噴出したからではないか、と

私の、勝手ながらの感想です。

 

 

大吉との関わりの中で

以前の飼犬、富士丸との生活を

振り返る場面が出てきます。


富士丸を飼っていた頃の無知故の

後悔や、自責の念があったようですが


現在の大吉と、その違いを比べることはあっても

大吉は富士丸の代わりではない。


著者曰く、『富士丸の面影を追いかけない』

と、決めていたそうです。

 

 

そうして、数年後に二頭目福助を迎え入れ


野良犬出身の福助との奮闘記が

綴られることとなります。


富士丸とも大吉とも

また違った行動を起こす福助


信頼を得るまでの著者の試行錯誤は

犬を飼う、という覚悟を見せてくれます。


そんな色々と問題児だった福ちゃん。

いまやタヌ公、と呼ばれるまで

愛されるようになりました。

(愛されているのです!)


幸せですねえ。

 

 

富士丸と暮らしていた当時

アルバイト暮らしだった著者が


ライターになり、イベントを企画し

若い頃のミュージシャンの夢もある意味叶え


再び、保護犬を飼い始め

奥様と一緒に、富士丸の頃に抱いていた

山小屋生活を始める。

(この辺りの流れは、ブログにあります)

 

まさに、人に歴史有りです。

 


※3月の末頃、著者が大怪我から

 入院され、驚きましたが

 無事、退院の報告がブログにありました。

 いやあ、よかった!

 
穴澤氏のブログ Another Days
 

 

 

読む:『ほぼ日手帳公式ガイドブック2018』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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ほぼ日手帳ユーザーです。

 

始めたのは、多分、2005年あたりから。

 

「多分」、といってしまうのは

ここ数年のもの以外は
分解して処分してしまったためです。

 

見返さない、ほぼ日手帳ユーザーです。

 

 

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ほぼ日手帳公式ガイドブック2018

 

ほぼ日日刊イトイ新聞編著

マガジンハウス

 


断捨離のスイッチが入ってしまったら
また処分するのがわかっていても

 

使っているのが楽しいので
毎年、ほぼ日手帳買っています。

 

 

そして、サイトでも紹介しているのに
手帳の特徴も知っているのに


毎年ガイドブックを買ってしまうのも

今年はどんな使い方をしている人が
載っているのか


これまた楽しみで買ってしまいます。

 

 

今年、読んでおもしろかったのは
とある野球部のほぼ日手帳

 

監督と各部員の
コミュニケーションをとる手段だけでなく

各個人が自分を振り返るための方法として
使われているほぼ日手帳


手帳に記録をし、感想を書く。


使い方としては、目新しいことではないけれど

書くこと、表現することは

実際「技術」がなければ出来ないこと。
機会がなければ、経験できないことです。

 

マンスリーページに一言だけ書いて
怒られるだけですむのは、今のうち(笑)


野球の技術の向上だけでなく
将来、様々な場面で使うことが出来る
得難い経験だと思います。


それにしても。

各個人に、カバーも併せてプレゼントなんて
太っ腹なっ!!

 

 

この本、ガイドブックとは銘打ってますが
あんまりその要素は強くないというか・・・

 

いえ、ちゃんと特徴や使い方の提案
今年のカバーやグッズの紹介がのってます。

 

のっていますが・・・


2018年版ではないですが

 

「白紙でもいいじゃない」

 

と、堂々と書かれてあったりするのが
他のとは、一線を画します(笑)

 

どちらかというと、「読みもの」ですね。

手帳を軸とした物語。


使っている人たちの、毎日を綴っている
「LIFEなBOOK」

 

今年も、おもしろかったです。

 

 

閑話:本屋さんがかわった

いつも行っていた本屋さんが、変わりました。

 

いわゆるリニューアルというものです。
約1ヶ月閉店していたので、結構大々的です。

 

 

そうして、再オープンして行ってみれば・・・

 

面積が狭くなってました(;゚〇゚)

 

 

そっち!?

 

 

一部が他の店舗のスペースになり

 

併設のコーヒーショップの席が拡大しました(これは、うれしいかな)

 


本棚の陳列も、大幅にかわりました。

 

いままで奥に展示されていた、付録付きのムック本
・・・というか、すでに付録がメインですが


そちらの展示が、入口付近へ移動してました。

 

 

やっぱり、需要が大きいんだ!!

 

 

そして、書籍と雑誌に分けられていたのが
ジャンル別にくくられ

文庫本も、作家別だったのが出版社別になりました。

 

 

おー。

 

 

おー・・・・。

 

 

 

目が、慣れない・・・(-_-;)

 


なんだが、どこに何があるか
もはや、よくわからない状態に。

 

適応能力が落ちてきたのでしょうか(悲)

 

 


それと、これはなんとなくですが
流行中心になったような・・・

 

ちょっとマニアックな掘り出し物が
少なくなった・・・そんな気がします。

 

 

 

作る:『乳酸キャベツ 健康レシピ』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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ザワークラウト=酢漬けのイメージですよね。

でも、本来は発酵食品だそうです。

 

乳酸菌発酵の漬け物。

知らんかった!

 

 

その「発酵食品」としての良さを表現するために
著者が『乳酸キャベツ』と命名されたようです。

 

 

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乳酸キャベツ 健康レシピ

井澤 由美子

マガジンハウス

 

 

材料は、キャベツと塩、発酵促進のための砂糖少々。
これだけ。

 

分量は、書籍をご参照ください。

 

試したら、砂糖はなくても発酵はします。
ただ、砂糖はあったほうが、味がいいような気がしました。
これは、あくまでも私の感想。

 


キャベツなので、乳酸菌だけでなく
食物繊維もたっぷりとれ、ビタミン類も豊富。


そして、なんていったって・・・おいしい!!

 

乳酸菌で発酵したキャベツは
酸味と旨みがからまって、おいしいです。

 


さらに、便秘が解消しました!!


いろいろ試しましたが、植物性の乳酸菌が
腸内環境改善にあっていたようです。

 

これは、あくまでも私の場合。

人それぞれですから、必ずという訳ではないです。

 


ああ、でも、おいしいのと
いろんな料理に使えるので

(この本にはレシピが沢山のってます)

おススメです。

 

和えるだけの簡単レシピから

煮込み系のものも。

 

乳酸菌は熱に弱いようですが

死滅しても、常在菌の餌になり

腸内環境を整えるようです。

 

私は、毎日飲んでいる野菜スープに入れてます。

具沢山!

 

 

 なので、現在のキャベツ品薄高騰状態に

困っております…。

 

 

 

 

さて、どんな感じで作っているかといいますと…

 

  

キャベツを切り、袋に詰め、塩揉みします。

細かく切った方が、発酵しやすいそうです。

 

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そして、重石をします。

 

 f:id:ooaozorahahiroi:20180217143312j:image

 

 乳酸菌発酵なので

ある程度の気温が必要です。

 

私の住まいは北国なので、冬の時期は

暖房が常に入っているリビングに

置いておきます。

 

水分が出てきますが

それにも乳酸菌が、わんさかいますので

捨てないでそのまま。

 

時々味を見て、漬かり具合を見ます。

 

 

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※ちょっと色が変わります。

 

程よい酸味が出てきたら

容器に移し替え。

 

冬の時期は、我が家では3、4日くらい。

夏場はもっと早いです。

 

油断すると、発酵でなく腐敗します。

明らかに変な味と臭いがします。

 

その時は、もったいなくても廃棄!

健康を害したら、本末転倒ですから。

 

 

漬かり具合のタイミングが

まだ掴みきれない場合は
少量から試すのもあり。

 

書籍では、1玉当たりの分量でしたが

それを半量にして作ることもできます。

 

実践済み。

 

1玉分、失敗したら

ショックですからねえ。

 

経験済み…

 

 

 

書籍では、冷蔵で1ヶ月は持ち

さらに味が深くなるとありましたが

 

我が家は、一週間で無くなるので

味の変化は体験してないです。

 

衛生管理上、早めに食べ切ってる…のではなく

ただ単に食い意地が張っているためです。

 

 

ちなみに、保存用の容器は

駅弁、明石のひっぱりタコ飯の壺を使ってます。

 

使い途があった〜!(5個もあった)

 

 

 

 

 

使う:『moz(R) 2WAY BACKACK BOOK +新作カタログ』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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とあるコーヒーショップで
店員さんに尋ねられました。

 

スウェーデンに行かれたのですか?」

 

一瞬、何のことかわからなかったのですが
手にしてたバッグを見て気づきました。

 

 

いえいえ、これを買ったのは
日本の本屋さんです〜(汗)

 

 

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moz(R) 2WAY BACKACK BOOK

+新作カタログ

 

宝島社

 

 


スウェーデンのブランドだったので

「sweden」という文字と国旗がついてました。

 

店員さん、これを見ていたのですね。

 

 

前回の小振りのリュックと同じように
こちらも本屋さんで購入しました。

 

もう、雑誌の付録ですらないです。
新作商品の冊子がついているくらいで
完全、バッグがメイン。

 


本当に、いまはすごいですよね。ムック本。


雑誌じゃなくて、『箱』ですもの。

 

ファッション小物、健康器具
果ては調理器具も。


・・・本屋さんですよね(笑)

 

 

 

通勤バッグ用に買ったのですが
結局、そちらには使わず

 

荷物が多くなりそうな時や
遠出の時に利用しています。

 

 大きさはこんな感じ。

外側に大きめのポケット(ファスナー付)1つ。

 

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※ウィル◯ンソン500mlで比較

 


両サイドにポケット小あり。
ペットボトルが入ります。

 

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ベルトは幅があり、肩にかけやすいです。

 

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長さの調整も出来ます。

 

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がま口の開口部で、取っ手があります。

 

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がま口を開けてみます。
そんなに、ガバッと開きません。

 

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底はこんな感じ。

 

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結構、荷物が詰め込めます。

荷物を厳選すれば、一泊ぐらいだったらいけるかも?

 


つくづく、残念なのは
内ポケットがなかったこと。

ちょっと、これは不便。


でも、低価格に抑えたものだから

仕方ないかな。

 

縫製もしっかりしていて

使い勝手いいです。

 

 

最近では、何か小物類が欲しい時は
まず本屋さんを、あたるようになってしまいました。

 

 

ムック本といえども、あなどれないです。

(もう本じゃないですけど)

 

 

 

使う:『特別付録 ナノ・ユニバース 上品なレザー調お出かけリュック 』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

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昔は、雑誌の付録といえば主に子供向けで
「紙」で出来た物でした。

組み立てて遊んだものです。


付録がこんなに進化して

しかも大人をターゲットに、定番化するとは。

 

 

 

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In Red No.168
30代メイクは間違いだらけ!!

特別付録 ナノ・ユニバース
上品なレザー調お出かけリュック

宝島社

 

 

 

その頃、小さめで手頃なリュックがないか
探していました。

 

バッグ売場や雑貨店を覗いてみるのですが

 

大き過ぎたり
スポーティ過ぎたり
色味が濁っていたり
予算に見合っていなかったり

 

中々、気に入ったものが
見つかりませんでした。


そんななか、意外にも
見つけたのが本屋さん。


最近の、本屋さんの付録は
凄まじい勢いです。

 

普通に、バッグやポーチ
お財布がついているなんて当たり前。

 

 

私の子供の頃は、雑誌の付録=「紙」でした。
山折りとか、谷折りとか、のり代とか。

その通りに組み立てて、作ってました。

 

山折り、谷折りって、意味わかりますかね?

 

 

こんな時代がくるとは・・・
幼き私よ、すごいよ。

 

 

 

さて、そんな数ある付録の中で
私の目を釘付けしたのは
このレザー調リュックです。

 

 
少し小さめ、でも、物が結構入りそう。

 

形もシンプルで、服を選ばない
どれにもあいそう。

 

レザー調ということは
合皮だから、お手入りも簡単なはず。


これで・・・
実物が見られたら、なおOK!!


と、思っていたら、とある書店で
見本として、現物が飾ってありました。
しかも、手にして確認できる。

 

ありがとう、本屋さん!!

 


さっそく、吟味です。

 

レザー調とあったので
本物の皮っぽく見えるかなと
淡い期待がありましたが

 

・・・みるからに合皮。


ツルツルテカテカの黒。

でも、内ポケットがあり

小ぶりですが容量も悪くない。

  

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  ※ウィル◯ンソン500mlと比較

 

ベルトの長さも調整できます。

 

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ファスナーの持ち手には
大きめのタグがあって持ちやすく
ファスナー自体も開け閉めがスムーズ。

 

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タグの切り口の赤色がアクセントに
なっています。

 

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こ、これは買いでしょう!!
お買い得!!

速攻、レジに持って行きました。

 


はい、白状します。
完全に付録目的で買いました!

 

すみません!
雑誌の内容、あまり見てません!!

 

「30代メイクは間違いだらけ‼︎」って

もう、とうの昔に過ぎてしまった私が参考にしたら…

 

周りが迷惑ですね(笑)

 

 

でも、このバッグは

「長く愛用できる」と書かれてあるだけに

ウン十代でも、OK!

 

ちょっとしたお出かけに
ガンガン使いまくっています。

 

 

唯一の要望としては
手に持つ際の、持ち手部分があれば
大変便利でした。

 

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まあ、付録ですからね。
1000円切ってますからね。
そこまでいったら、贅沢ですね。

 

 

 

ところで、商品をチェックして批評する
ある雑誌で、このリュックが
最低の評価を受けていました。

 

理由は
「ベルトと本体の接合部分が
 糸で簡単にくくりつけられているだけで
 すぐに切れてしまいそう」

 

 

・・・えっ?

 

 

 f:id:ooaozorahahiroi:20180207095951j:image

 

 ちゃんとしっかり
縫いつけてあるけどなあ。

 

 

と、そんなことも忘れていたある日

 

 

中から、短いナイロンの糸がポロポロ出てくる。

 

よく見たら

 

内ポケットの縫い目が

ほどけてる!!

 

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ガーン‼︎ 

 

縫い方が甘かったようです。

 

 

まあ、付録ですからね…

 

 

2つある内ポケットの

ひとつしか使えない状態ですが

そのうち修繕するつもりです。

 

だって、使い勝手がいいんですもの。

 

 

 

読む:『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』

ベストセラーとはほど遠かったり、そういえば昔あったよねと懐かしんだり
完全趣味の領域、はたまた、それ本じゃないでしょといったものまで
どこか偏ったチョイスでつらつらと感想を綴っております。
なので、あくまでも個人の感想ということで、ご了解下さい。

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

  

私がよく行く書店で、この本は

食べ物関係の棚でなく
マナー関係の棚でもなく
健康関連でも、ダイエット関連でもない

どちらかというと
女子向け自己啓発の本棚にありました。


ちょっと違うような
あながち遠くもないような・・・

 

 

 

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私が最近弱っているのは
毎日「なんとなく」食べているから

かもしれない


小倉朋子 文響社

 

 


テレビでは、グルメ番組が数多く紹介され
とてもおいしそうに、出演者達が食されています。

目を見開いて「おいしい〜」
ほっこりとした顔で「やさしい味〜」

でも、これはテレビ。
画面の向こう側での出来事。

 

卵白をメレンゲにした卵かけご飯がありますが
食べたことがある知人曰く

食感が軽すぎて、物足りなく
結局、ぬるっとした卵白が好みだった

と、初めて気づいたそうです。


私の体験では
激賞されていたある調味料を使って
おにぎりを作ってみたら

人工的な味と臭いしか感じず
すぐさま、その調味料とサヨナラをしました。

 

実際に、食べて感じて味わって
自分の感覚を通してみないとわからない。

 


この本の中では
「五感で食べる」ことを、すすめています。


まずは、野菜から試してみる。


色は? 形は? ツヤは?

一口目の味は? 二口目は?

食材を持った時の手触りは?
食感は? 舌触りは? 

においは? 季節毎にどんな変化がある?

食べた時の音は?
口の中で何回か噛んで、どんな音に変わる?

 

 

著者曰く

 

お店では、食材が洗浄、解体され
消費期限が表示された状態で売られています。

現代は、五感を使わなくても
食べることができる環境が整ってます。

それを、既成の情報に頼るのではなく
自分の得た情報で判断する。


脳が欲するものではなく
体の奥底から欲しているものを
五感を使って、磨いていく。


それは、本能とつながっている
「食べる」という行為を使って
自分を「信じる力」を高めていくことに
つながっていきます。

 

…と

 

まとめると、このような事が

書かれているのですが

 

 

著者は、ご自身でも自称してますが
間違いなく「食オタク」‼︎


食べる事って「楽しい」「楽しむこと」
というのが、文章からあふれています。

 


また、テーブルマナーと食の教室を
主宰している著者。


テーブルマナーというと、とても厳しくて
マナー講師は、いつも目くじら立てて
生徒のあら探しをしているイメージ←偏見

 

でも、この方は
そういったイメージからは離れていました。


この方の、マナーが大事と考えているのは


自分以外の万物に対して
身勝手なふるまいをしていないか
という視点にたつこと。

 

いっしょに食事をする『他人』に対してではなく
他人に見られる『自分』でもない。


他人や料理人だけでなく食材、器など
食に関わるすべての存在=万物に対しての
振る舞い方に注視する。

 

魚を裏返して食べるのは、はしたない。

その理由は、下品だから、汚いから
が、一番の理由では『ない』そうです。
(答えは、書籍をご覧ください)

 


書店で、マナーのジャンルでも
ダイエットのジャンルでもない
女性のためのコーナーに置かれていたのは

多くの人に、読んでもらいたい
書店側の意図があったのかも


独特の題名も相まって
「おっ」、と手にとってしまいます。
(そして、私は買いました)

 

食べることは「本能」であると書かれている
この著者の言葉通り


外からの情報ばかりに注目せず
自分の深部(脳味噌ではない)から発する

「今、これが必要」

というサインに耳を傾ける、はじめの一歩は
後々の本当の

「食べるって楽しい」

に、つながっていくかも。

 

食の機能性ばかり先行の情報過多の中

ちょうどよい「消化剤」になります。