本屋さんで、読んで、選んで、試してみた!

お気に入りの本等を、ちょっと偏り気味にご案内!

閑話:読書感想文って面倒だった

今時期、本屋さんへ行くと

夏の文庫のフェアやってますが


夏と言えば、読書感想文。

 

なつかしいな~。

 


大ッッ嫌いだったけど。

 

 

好きな本を読むのはいいのですが

それについての「感想」を「文章」で書く

というのは、苦手でしたね。


しかも、原稿用紙3枚が最低枚数。

何を書けというのーーー!!

 


というか、読んでて楽しい本って

逆に、感想文を書きにくい。

 

あんなこと、こんなこと

こんな体験自分はしたことがない

すごいっ、楽しいっ、と思っても


相手に訴える表現を、と書こうとしても

うーん、となってました。

 


豊富な語彙と表現力があれば可能でも

当時の小学、中学生の自分に

そんな技術などありません(いまもない)

 

そして、「相手」は、いうなれば・・・

学校(教師)側になります。


道徳的な内容を求められている。

子供の自分は無意識に

そう思っていたのかもしれません。

 


いまはそうでもないようですが

教科書に載るような、お堅い作品でなければ

いけませんでしたのでね。


とある学校で、新井素子のSF作品を

感想文の題材に選んでいる生徒がいた

と知った時は、時代が変わったと思いました。

(まだその頃学生でしたが)

 

 

そして、今や

名作といわれる作品の表紙が

マンガのキャラになっています。

 


こんな時代がくるとは・・・。